Q |
インタビュアー ~K氏 |
A |
~代表者 |
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K |
なぜ、アットマーク不動産という名前をつけられたのですか? |
代表 |
3つの理由があります。 |
K |
・・・ |
代表 |
① |
1番には、会社の名前を聞いて、覚えやすいか、どうかということ。
@(アットマーク)という単語は、インターネットの活用が、ここまで進んできている現在、頻繁に、メディアであれ、
どこででも誰でも、使われる単語であり、スッと、頭に入りやすいのではと思いました。 |
K |
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なるほど・・そうですね。 で二番目は? |
代表 |
② |
次に大事なことが、その時代のトレンドにフィットしているイメージを聞いた人が、もってくれるかどうかということ。(ミスマッチじゃいけない)
それこそ、今のユーザー様の大半は、まずは、各不動産サイトに、アクセスし、物件を検索してから、自分なりに絞込み、
その情報元である会社を選択し、TELされたり、来社されたりです。という意味では、その会社の名前を聞いて、”情報が多くありそうだ。”又は、
”インターネットによる、情報化対策が、進んでそうだ。”という、イメージをもっていただける会社の名前にすることが、肝要でした。
〔もちろん、イメージだけでなく、現実的にも、そうじゃないといけないのですが・・〕 |
K |
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う-ん・・まさに、アットマークと聞けば、たいがいの人は、インターネットを活用してそうだって、
ストレートにイメージが湧きますよね・・
まさか、アットマークと名前がついている会社が、パソコンも活用できないような、社長がいるとは、誰も想像はしませんよね。・・ |
代表 |
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でしょ・・ |
K |
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さていよいよ、3番目ですが? |
代表 |
③ |
3番目の理由ですが、その前に、会社の名前というか、その名前の言葉(単語)そのものの直訳する意味が、
経営者の”理念””想い” につながっているのかということも大事な事でした。 |
K |
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むずかしそうですね・・経営者の”理念””想い”につながっている意味あいを持った言葉(単語)ですね・・ |
代表 |
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そうです。At Mark は英語の直訳は、ご存知のとおり、”目盛りで・基準”でという意味です。 |
K |
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”目盛りで・基準”で・・・そうですね。 |
代表 |
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このことは、私の経営者としての企業理念ともいうべきことなんですよ。結論から申し上げますと・・・
不動産業界の社会的地位を上げるための、”基準”となれるような会社を目指すという想いをこめて、命名したということです。 |
K |
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なんか・・・すごいですね! |
代表 |
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いや、すごくないんです。言葉だけ聴けば、おおげさですが、基本的なことなんです。
・あたりまえのことをあたりまえにやる
・やれるべきことをきちんとやれる
・時間、約束事を間違いなく守れる
以上の3つのことを確実に実行していこうということだけなんです。 |
K |
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・・・ |
代表 |
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上記した、3つのことが、やれているようで、やれてなく、驚くことに、それで通ってしまっているのが、この不動産業界なんですよ。 |
K |
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ほんとうですか? |
代表 |
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じゃあ、kさんに聞きます。ちょっと余談になりますが、あなたが、アパートを捜しに行くとき、または、
土地や家を購入しようと、思ったときは、”町の不動産屋さん”に、行って来るっていう風に、言われるでしょ? |
K |
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そうですね・・不動産屋さんって言いますね。 |
代表 |
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だいたいですね、八百屋さんじゃないんですから・・100円 200円のものを売っているような、お店と一緒の呼びかたって、
おかしいと思いませんか?
我々は、時には、人の人生を左右するようなものをお世話するんですよ。何千万もするようなものを・・・
それを不動産屋さんっていう呼び方は、いかがなものでしょう(一方では親しみやすい、近所の人とかいう、意味もあることは、
理解ができますが・・・) あげくの、さんぱちにゃあ、どうかしたら、不動産屋って、呼び捨てですよ。
このことだけでも、一般の人が、不動産業界に対して、社会的地位を低く見ているという、決定的な証拠だと私は思っています。
私は以前から、このことに、違和感を感じられずにはいられませんでした。 |
K |
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・・・・・ |
代表 |
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又、脱線しますが、映画やTVにでてくる不動産業者の役って、だいたい、悪役ばかりですよね・・・ほんと、情けない話です。 |
K |
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ハハハ |
代表 |
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おかしくない! |
K |
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失礼。 |
代表 |
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また、人相悪いのが、この業界多すぎる・・私も含めてだけど |
K |
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いや決してそんなことはないですよ(プッ) |
代表 |
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ありがとう・・で、(プッ)ってなんだ?まっ いいか。
本論にもどると・・・
ただ、そういう風に社会的地位を低くしているのは、実は、不動産業界自身なんですよ。 |
K |
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さて、そうおっしゃいますと・・・? |
代表 |
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先ほど申し上げましたとおり、私は常識的なこと、基本的なことをきちんとやれる会社にしたいと思っているだけです。
”あたりまえのことをあたりまえにやる””やれることをきちんとやれる””時間、約束事をきちんと守れる”
それこそ、会社として起業するための、前提条件みたいなものです。 |
K |
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そうですね。実に常識的ですね。 |
代表 |
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ところが、こんな単純なことが、できていないのがこの不動産業界なんですよ。(全部が全部じゃありませんが)・・というか、
それで通ってしまっているのがこの業界なんです。驚きですよ。 |
K |
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どういうことですか? |
代表 |
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じゃあ、ここで、実例で3項目だけ、あげてみましょう。
1. 賃貸借(アパートなど) 契約の仕方について
たとえ、家賃がどんなに安くても、契約を締結し、著名捺印していただくときは、そのまえに、宅地建物取引主任者の有資格者をもって、
その資格証明書提示の上、重要事項説明書の内容を理解していただいた上で、まずは、重要事項説明書に著名捺印していただき、次に、
契約書説明の上、最後に契約書に著名捺印をいただくようになっていますが、(近年、敷金に対する、原状回復義務費用の相殺が、
問題になっていますので、特に注意が要な項目です)
現実は・・・あくまでもお客様に聞いた話ですが、宅地建物取引主任者かどうかもわからず、
「ここと、ここにハンコうって、名前書いてね」・・で 終わり とう具合。
*ちなみに弊社の場合は、所要時間、最短でも1時間30分ぐらいかかり、お客様に 「前のアパートのときは、簡単だったのに、なんで、
こんなに面倒なんですかって、しかられることもあります」逆に変ですよね・・
2. 物件の売却を依頼された場合
一般媒介契約 専任媒介契約 専属専任媒介契約のいずれかの、売り方を説明し、理解納得いただいた上で、
そのいづれかの媒介契約書に著名捺印。
その後は、2週間に1度以上の、状況報告を文書をもって、報告をする義務があります。
(一般媒介の場合はそこまで、拘束はしていませんが)又、有効期間は、最長で3ヵ月間なので、それ以降、継続する為には、
更新手続きをしなければなりません。
現実は・・・このことも、業者全部とはいいませんが、大半は、お客様が売ってくださいと、依頼されると、口頭だけで、処理。
状況報告義務にいたっては、文書報告どころか、お客様(売主様)のほうから、「いい加減、どんな具合やろうか?」と、TELされ、
あわてた、担当が、その場限りの適当な対応で済ますといった具合。ましてや、3ヵ月すぎようが、1年になろうが、おかまいなしで、
更新手続きなど、全くしていない。現に弊社の何人かの一般媒介契約者(他業者にも売り依頼を重ねて依頼することができる契約)の
売主様全員の他業者の対応の話です。弊社としては、他業者といい意味で、比較されるので、逆に得することもあるんですけどね。
*ちなみに弊社は、口頭だけでなく、各媒介契約の説明後の契約締結はもちろん、状況報告義務については、一般媒介契約も含めて、
2週間に1度、確実に、数字、データー、販促状況について、客観的に事実に基づき、文書を郵送しております。
(特にこの状況報告について、私が知りうる限りで、文書報告を実行しているのは、弊社だけです。)又、更新時についても、
更新の申出書という、文書に売主様の承諾印をいただいて、継続を了解させていただいております。
3. 売却依頼のなかでの、価格の決定について ~客観的な根拠による、決定であり、書類を持って、その根拠を説明の上、
価格を決定しなければならない。
現実は・・・ほとんどの場合が K【感】・K【経験】・D【度胸】・S【その日の気分】。何千万もするようなものを、客観性もなく、
その日の気分、又は、しょうもない経験値による価格の設定の仕方。よくて、せいぜい、固定資産評価証明書を参考にするぐらい。
(そもそも、場所によっては、固定資産評価額より、売値が低くなってきているのが、現状です。昔とは逆転している状況を踏まえれば、
固定資産評価証明書は、現実的でないような気がします。)まさに、見る人とその日の気分によって、価格決定し、まずもって、
客観性が、全くない。これが実情です。
*ちなみに弊社は、国土交通省 財団法人 不動産近代化センターの査定書を利用し、実に客観的に、かつ、合理的に適正に価格を
決定しております。
以上のような、現象は、あくまでも、多岐にわたる義務の中のほんの一部にしかすぎません。
ところが、一時が万事・・想像がつくでしょう。 |
K |
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そういえば、そうですね。3つめの例の 現実の話は、私もそれが、普通だと思っていました。 |
代表 |
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あなただって、そうですし、そのことを不思議がらないし、世の中の非常識が、常識として、通ってしまうのが、
この業界の姿なんです。
ですから、先ほども申し上げましたとおり、他商品と比較し、多額の金額のものをビジネスしている割には、
社会的地位が低く見られ、映画・TVでは悪役にまわり」、”不動産屋さん”なんですよ。 |
K |
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・・・ |
代表 |
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ご理解いただけるように、別に私が、特別のことを実行しているわけではありません。
決められていることを粛々とたんたんと、やっているだけで、大半の業者が、手抜きをしているだけです。 |
K |
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なるほどですね、私たち、ユーザーにしてみれば、不動産の世界は難しく、逆に知らない世界だから、そのことが、
まちがっていようが、手抜きをされようが、信頼するしかないですものね。まな板の上の鯉といっしょで、されるがまんまですよね。
ということは、ユーザー側も許していたって言うこともいえますね。私たちユーザー側にも責任の一端はあるようですね。 |
代表 |
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だからこそ、私は、
・あたりまえのことをあたりまえにやる
・やるべきことをきちんとやれる
・時間、約束事をきちんと守れる
といった、基本的なこと、決められたルールを確実に守りながら、業務を実行し、企業人としてのマナーを守り、
誠実に対応していくことが、社会的地位を向上させる一番の方策だと考えて、日々を業務を遂行しています。
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